DALI - EPICON6/ウォールナット（ペア）【メーカー取寄品・納期は確認後ご連絡】

EPICON - CRYSTAL CLEAR SOUNDEPICONシリーズは、DALIが30年以上にわたり培ってきたスピーカーの基礎研究、開発、製造に関する全てのノウハウの集大成ともいえるリファレンス・シリーズです。DALIがこれまで追求してきたナチュラルでオーガニックなサウンドを非常に高いレベルで具現化しました。この品格とシンプルさを併せ持つキャビネットもそのサウンド醸成の一端を担っています。デンマーク本国の熟練職人のハンドメイドにより仕上げられたEPICONは、DALIスピーカーのパフォーマンス基準をさらに進化させました。EPICON6はDALIのベーシックレイアウトである2＋1/2＋1/2WAYのネットワーク構造です。特徴Amplifier Friendly - アンプ・フレンドリーDALIでは、各周波数帯域でのインピーダンス特性は、スピーカーの重要な尺度での一つであり、このインピーダンス特性はピークをできるだけ少なく、可能な限りフラットに近づくべきということを理想としています。DALIのスピーカーは高域から低域まで非常になだらかでピークのないリニアなインピーダンス特性を実現しています。このインピーダンス特性がリニアであるということは、すなわちアンプの動作条件が改善され、損失が極めて少なくなり、音楽信号を本来の形のまま再生することができるため、音の分解能やディテールを格段に向上させることにつながります。逆にスピーカーのインピーダンス特性が各周波数帯域によって激しく変化すると、アンプは絶えず変化する抵抗に遭遇し、非常に負荷のかかる条件で動作しなければならなくなるため、結果として音楽信号の損失が発生するのです。アンプの安定した動作のためのリニアなインピーダンス特性は、DALIの最優先事項の一つであり、これは自社開発のドライバー、ネットワーク、そしてLow-Loss Technology、スピーカー設計のあらゆる面を微調整することによって実現されています。Low-Loss Technology - ロウ・ロス・テクノロジーLow-Loss Technology（低損失技術）は、すべてのDALIスピーカーを形成するもっとも重要な特徴です。DALIのスピーカーは使用されるパーツ、素材、コンストラクションといった、すべての要素が、「機械的、電気的に低損失なもの」になるように、細心の注意をもって設計されています。アンプからスピーカーに送られる電気信号が、スピーカー内部で失われたり変更されたりすること＝「損失」を極力減らし、音楽ソースの中に含まれる細かな微弱信号、これらを余すことなく、明瞭に再生するための技術がこのLow-Loss Technologyです。DALIスピーカーをご試聴になる場合は、大きな音量はもちろんですが、是非、一般的なご家庭での再生時と同じような音量でもご試聴ください。Low-Loss Technologyで設計されたDALIスピーカーからは小さな音量でも驚くべきディテールが再生可能です。ウッド・ファイバー・コーンそのLow-Loss Technologyを代表する素材が、今日のDALIのトレードマークともいえるウッド・ファイバー・コーンです。この素材はサブウーハーを除くほとんどのDALIスピーカーのウーハー・ドライバーに採用されています。このウーハーの振動板はパルプ・コーンを基に、ウッド・ファイバー（木の繊維）を織り込んで形成されたもので、2種類の素材を複合することで、軽くて、薄くて、硬くて、変形しにくい、しかも、オーガニックなサウンドを持つ、ウーハーの振動板としては最適な素材です。特にこの軽さと薄さにより、DALIのウーハー・ドライバーは、最低限のエネルギーでも、非常に損失の少ない、正確でハイスピードなピストン・モーションを実現します。※振動板表面に浮き出たウッド・ファイバーが、見方によって傷のように見えることがありますが、これは傷ではなく木繊維そのものですので、安心してご使用頂けます。SMCマグネット・システムを採用した完全内作のミッドレンジ/ウーハー・ドライバーDALIはこのEPICONで初めて、SMCマグネット・システムを採用しました。SMC（ソフト・マグネティック・コンパウンド）はマグネットのポールピース部、フロントプレート部の広範囲に使用されています。これにより、ウーハーが担当する周波数帯域での3次高調波歪みは20dB以上削減されています。またこのミッドレンジ/ウーハーは完全にデンマークのDALI本社工場内で設計、製造されており、DALIの理想とするウーハー・ドライバーが完成しました。Wide Dispersion - ワイド・ディスパージョンDALIスピーカーのもう一つの大きな特徴がこのワイド・ディスパージョン（広拡散特性）です。この技術によってDALIのスピーカーは、サウンドのスイート・スポットをより大きく確保することができ、リスニング・ルーム全体を均一なサウンドで満たすことが可能です。DALIではこれをスイート・エリアと呼んでいます。一般的にシリアスな音質チェックの場合を除いては、リスナーがスピーカーの前で、身動きせずに音楽を楽しむことは非常にまれなケースです。そのため、この幅広いスイート・エリアを実現するためのワイド・ディスパージョン技術は、ご家庭でのスピーカー使用の際の重要なファクターになるとDALIでは考えています。ハイブリッド・ツィーター・モジュールこのワイド・ディスパージョン技術の基軸になるのが、DALIのフロア・スタンディング・モデル（OBERON、SPEKTORシリーズを除く）に搭載されているハイブリッド・ツィーター・モジュールと呼ばれる、シルク・ソフト・ドーム・ツィーターとアルミ二ウム・リボン・ツィーターの2基のドライバーで構成されたモジュールです。このソフト・ドーム・ツィーターには一般的なツィーターの50％以下の質量しか持たない超軽量の素材が使用され、明瞭な高域再生を実現しながら、非常に高いパワー・ハンドリング性能を備え、高音域の最も低い周波数帯域を素晴らしく豊かに再生し、ミッドレンジ/ウーハーとのつながりをよくする役割があります。また、リボン・ツィーターはその非常に美しい超高域の再生特性が魅力であると同時に非常に広範囲にわたる拡散特性（ワイド・ディスパージョン）を備えています。またソフト・ドーム・ツィーターの周辺はすり鉢状の形状となっており、さらに広範囲な高域の拡散特性を実現しています。このワイド・ディスパージョンの実現のため、DALIでは設計段階で、スピーカーの各ドライバーの軸上だけでなく、軸外での周波数特性を非常に大切にしています。そのため、DALIのスピーカーの設置を行う際は、スピーカーの軸をリスニング・ポイントの方向にむけた、いわゆるトーイン（内振り）セッティングの必要はなく、正面置きセッティングを推奨しています。正しくセッティングされたDALIスピーカーで音楽を聴くと、リスナーの前からスピーカーはその存在を消し、リスニング・ルーム全体に均等にサウンドが拡がり、豊かなディテールとリアルなライフライク・サウンドをご体感いただけるでしょう。※スピーカーのセッティングについては、リスニング位置、お部屋の環境、お客様の好み等、様々なファクターがございます。そのため、正面置きセッティングは、絶対的なものではありませんが、まずは本セッティングをお試しいただくことをお奨めいたします。新開発の大型シルク・ドーム・ツィーター新開発のシルク・ドーム・ツィーターは、一般的なツイーターより大型の29mm径を採用。このツィーターは高音域のもっとも低い部分を美しく再生が可能、かつ高いパワーハンドリング性能を実現しています。またドームツィーターの周囲はすり鉢状にくぼみ、その外周には放射パターンの刻まれたサブ・プレートを装備、バッフル面での乱反射を抑え、高い水平放射特性を誇るハイブリッド・ツィーター・モジュールをさらに進化させました。マルチレイヤーMDFキャビネット6つの独立したレイヤーを持つ高剛性キャビネットにより、音質に悪影響を与える共振を徹底的に排除。またその平行面のないキャビネット形状は、定在波の発生も防ぎます。さらにラッカーによる美しいグロス・フィニッシュは10回もの「塗り」、「研磨」の工程を繰り返したもので、その深みのある外観とともにキャビネットの剛性強化にも一役かっています。内部構造はドライバーごとにMDFの隔壁で仕切られ、それぞれのドライバーがエアー・フロウによる悪影響を受けない構造です。バスレフポートはドライバーの背面に最短距離で配置され、ハイスピードで遅延のない低域再生を実現しています。仕様説明※製品の仕様、外観などは予告なく変更されることがありますので、予めご了承ください。【KK9N0D18P】

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